サグラダ・ファミリア教会 完成まであと12年!?
ユネスコの世界遺産に登録されたアントニ・ガウディのサグラダ・ファミリア教会は1882年着工で完成まで300年はかかり22世紀までは完成しないと言われていた工事が、公式発表でガウディ没後100周年目にあたる2026年に完成する。
と言う事はあと12年で完成で、当初は300年の工期なので半分に短縮と言う事です。
3Dプリンタ・3D設計ソフトの導入、いろいろな最新技術の導入やクレーンの進歩、安定した見学者収入などで可能となった様です。
現在のサグラダファミリア教会
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上の写真は聖堂の天井の写真です。ガウディは柱を木に見立てて下では1本ですが上の方に行くと枝分かれして大きな天井を支えています。天井にはシュロの葉をモチーフにしたもので、森の中にいるような構造物とは感じさせない有機的なデザインです。
最近の都市計画で浮上したらしいのですが、サグラダ・ファミリア教会は違法建築だとの事。1882年着工で上の写真は1915年当時の写真。ガウディは生きていて現場を監理していました。のどかな牛のいる風景は違法だとか文句を言わせませんね。スペインの顔や重要な観光資源でもあるので、行政の超法規的に認められたようですがww
コンピューター制御による石加工機(資料:サグラダ・ファミリア地下博物館)
以前は御用達の石工職人がコツコツと手作業で作り上げてという事を聞いていましたが、時代は変わって石の加工はコンピュター制御の石材加工機で行って、構造部材には石積みの構造ではなく鉄筋コンクリートが多用されるようになり、ちょっと残念な気もしましますが、日本の在来の木構造部分が手刻みではなくプレカットになったのと同じ時代の流れですね。。
YOUTUBEでアップされた公認の完成CGのキャプチャ
YOUTUBEでアップされた公認の完成CGのムービー ↓ ↓ ↓
サグラダファミリアの内部の映像ムービーです。圧巻です。。 ↓ ↓ ↓