型枠取付・アンカーボルト
底版部分のコンクリート打設が終われば、型枠の取付けを行い、アンカーボルトやホールダウンの設置を行います。田植え式という打設後のアンカーボルトの設置は通りも悪く厳禁です。
立上りコンクリート打ち完了
配筋とアンカーボルト設置の終わった立上り部分にコンクリートを打ち込みました。その後、基礎天端を水平にするためにレべラーを施します。レべラーとは住宅の布基礎用天端仕上材です。水で練って流し込むだけで、水平、平滑な天端仕上げができます。基礎天端がより水平であるという事は建物がより垂直に建つという事です。
型枠の解体
コンクリート打ち込みの後、養生期間を経れば型枠を外します。その時にジャンカや仕上がりの程度の確認、基礎寸法を再確認します。
基礎廻りモルタル補修
基礎廻りのモルタル補修を行ないました。
土台敷き
上棟前に土台を敷き込みます。ネダレス工法のため床下地の大引きも敷設されています。土台は腐りに強い米ヒバ材を使用しています。青森ヒバより堅く、白アリや腐敗に強い木です。年輪が詰まっています。大量に出回る価格の安いベイツガと比べ、油分、粘り、白アリや腐敗に対する抵抗力など、すべてにおいて優れています。基礎天端と土台との間には、防湿 シート、気密パッキンをはさみ込みます。ネダレス工法のため床下地の大引きも敷設されています。その後に単管足場を組み上げ、養生シートを張ります。
上 棟
一日で手伝いの職人により、土台から柱や梁を立ち上げて、棟上げ、タルキがけまで一気に行いました。2×10の屋根タルキを架け、野地板まで張りました。その後は上棟式です。
上 棟 式
工務店社長が自ら、神主を務め祝詞をあげます。竣工する加護を祈ると共に、建物の永遠の繁栄を祈願するものです。
四方祓い
儀式として、建物の四方にお酒と米と塩をまき清めます。
上 棟 祝
型にとらわれず、今後共よろしくお願いしますという建主から職人に対してお酒を振舞う、慰労的なものです。