電磁波

 

建主さんで土地を検討されていて鉄塔が近いのが気になると言う事で電磁波調査を行ないました。計測器を持っているので測って来ましたが、敷地内は1.0mG以下の数値でしたので、特に問題はありませんでした。電磁波には以前からこだわっておりますが、こだわり過ぎますと、便利さの弊害としての電磁波に囲まれている生活の中では完全に排除する事は不可能です。自分の自動車の運転中に運転席で測ってみましたらなんと22mGもありました。

電磁波はスウェーデンや欧米では意識が高く、調査研究がされています。ただ医学的な根拠がないので、日本ではまだまだ意識としては低いです。2mG〜3mG以上は問題があるとされています。私の自宅の外は0.7mGでした。室内は0.1mG程度です。私の家の近くの鉄塔下は25mGもあります。鉄塔によっては電流や電圧が違って来ますので、電磁波の強さもまちまちです。あとは地中ケーブルや携帯電話の中継局、電柱のトランス等、鉄塔がなくても2mG以上となるところも結構あります。ただ現実的には電磁波を気にしてしまいますと、携帯電話、ひげ剃り、テレビ、電子レンジ(測ると1M離れて100mGも)、IHヒーター、蛍光灯、パソコン等の家電に囲まれて生活していますので、鉄塔とは比較にならないほど強い電磁波に囲まれています。それをすべて排除するのは不可能だと思われます。

たとえば、2mG〜3mG程度の被爆で細胞がガン化される確率はコーヒーを飲んで胃がんになる様な確率と一緒だと聞いた事があります。それを気にされると、特にオール電化はより強い電磁波に囲まれた生活を強いられる事になってしまいますので、どこまでそれをこだわるかだと思われます。一番気にされとしたら妊娠中は細胞が増殖している時ですので要注意です。IHヒーターを使われる時はちょうどお腹の位置にもなりますので、パソコン用の防磁エプロンをお薦めしますがほとんどのものが効果がなく、効果があるのは一部のもだけの様ですので充分調べられてから使われた方が良いかと思われます。

自動車の運転席で測ってみましたらなんと22mGもありました。  

0-100レンジで測っていますので上の目盛りになります。敷地内では1.0mG以下  

0-3レンジで測っていますので中間の目盛りになります。

敷地内では1.0mG以下鉄塔に近い家では1.7mG鉄塔に近づくと2.0mG鉄塔下は3mGありました。でも数値的には低いと思います。私の家の近くの送電線鉄塔下は25mGもあります。